2016.10.31
関西ろうさい病院では、毎月糖尿病スクールを行っています。
今年度第10回目は平成28年10月20日(木)に、昼食会と、「寒い冬の過ごし方」についての講座が開かれました。
①昼食会
参加者の方々に普段食べているものと比較して、軌道修正していただくことを目的に、年に1度の昼食会として開催しております。献立表に記された食材名とそれに含まれる塩分やエネルギー量を計算しながら、9種類のお料理の中から自分に適したメニューや量を選び、参加者ご自身にオリジナルの献立表を作成していただきました。
昼食会の後は、当院管理栄養士が「外食のとり方」をテーマにお話ししました。
②講座「寒い冬の過ごし方」
講師:関西ろうさい病院 治療就労両立支援センター 予防医療部長 山縣 英久
講演内容:正しい防寒・ウイルス対策
・秋から冬にはおいしい果物や食べ物を摂りがちで、血糖コントロールが乱れる季節ですので、糖尿病患者の方は特に注意が必要です。
・寝る時にマスクをつけると、マスクが空気中のウイルスや細菌、汚れなどを除去し、のどを自分の息で保湿してくれます。
・電気あんかは体から離して使いましょう。こたつは素足で入らない、また長時間入らないようにしましょう。
・羽毛布団を使用する場合は、直接体に密着させた方が保温力が高まります。布団をかける順番は、体の上にまず掛け布団、その上に毛布の順番が最適となります。
・就寝時は、足首にレッグウォーマーを着用すると効果的です。
講演終了後には参加された方々から多くの質問が寄せられました。
次回の糖尿病教室は、”世界糖尿病デー”を記念して特別イベントを行います。日時は平成28年11月17日(木)午後1時~3時、場所は当院1階エントランスホールです。 事前申し込みは不要ですので、是非ご参加ください。
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