東日本大震災被災地医療支援活動について③

2011.09.07

薬剤師の松本です。
平成23年4月10日~13日 宮城県仙台市若林区での
医療支援活動3日目のご報告をいたします。
4月12日(水)
9:00に若林区役所到着
若林区被災状況(4/11,9:00現在)
避難所数:17ヵ所、避難者数:1,559人
 
小・中学校の開始により避難所は整理統合の方向。
本日は3ヶ所274名の被災者の方が避難所を移動予定。
この日は前日ほどの往診要請がなく、
午前、午後を通じて5ヵ所、7名の患者様の診察を行った。
空いた時間を利用して翌日の引継ぎに備えて
薬剤の整理をおこなった。

(薬品類)
14時過ぎに福島県で震度6弱の大きな余震。
当地区でも震度4の揺れ、
1分間ほど大きな横揺れが続きました。
保健センター内では悲鳴が聞え、
スタッフ間にも緊張が走りました。
改めて今自分達は被災地の中にいるんだという実感を持ちました。
18時頃からこの日の夜間診療が若林体育館にて始まりました。

(若林体育館内の様子)
前日と同様、アレルギー疾患を訴えられる患者様が多く、
実に診療を受けられた15名のうち9割以上に上りました。
22時過ぎに東北労災病院帰院、
夕食後次の医療チーム、大阪労災病院への
引継ぎを行ないました。
・・・明日は最終日
今回の支援活動を通しての感想を報告します。
・・・ぜひご覧ください!

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