薬剤部

医療の安全確保に専門性を活かす

安心で安全な医療、良質な医療を提供するために、薬剤師としての専門性を発揮することが求められています。

特にがん化学療法においては、薬剤師の専門的知識を活かし、レジメンの作成、処方監査、薬剤の取り揃え、抗がん剤の無菌調製までを全てダブルチェックで行い、調製前には臨床検査値を確認することで、薬剤師の視点で抗がん剤が実施可能かどうかの確認も行っています。

当院は平成12年3月より地域がん診療連携拠点病院に指定され、平成26年8月からは「がんセンター」が稼働しており、初回から外来で化学療法を導入する患者さんも多く、薬剤師は常に医師・看護師と連携して指導を行うなど、安全かつ効果的な化学療法の実施に貢献しています。さらに、最新の情報を提供できる体制の整備や、がん認定・専門薬剤師の育成にも力を入れています。また、調剤薬局との薬-薬連携の会を通してがん治療について情報共有を行うことでより質の高い治療が行えるよう努力しています。

その他の分野においても、感染対策、栄養サポート、褥瘡対策、緩和ケア、糖尿病などのチーム医療に積極的に参画しており、薬剤師の専門性を発揮して活動しています。現在、薬剤師30名、薬剤助手5名、治験事務局員3名により24時間体制で業務を行っており、最新の注射薬自動払出システムや、散薬・水薬監査システムなどの調剤支援システムを導入し、業務の効率化とリスク回避に努めています。

病棟には、各階に1つサテライトファーマシーがあり、各病棟に薬剤師1 名を専任で配置し、入院中の全ての患者さんの薬に関わり、医師・看護師等病棟スタッフとともに有効で安全な薬物療法が行えるよう心掛けています。

また、治験の受け入れも積極的に行っており、平成27年度は33件の治験を実施しています。治験事務局には専任の薬剤師2名を配置し、当院薬剤師によるCRC(治験コーディネーター)及び4社のSMO(治験施設支援機関)のCRCにより質の確保と円滑な治験実施をサポートしています。

さらに、薬学生の病院実務実習では、平成27年度は4期29名の受け入れを行っており、臨床での実践的能力が身につくよう指導内容を整えています。

我々は、常に社会からのニーズを的確に捉え、「医薬品の適正使用」の観点から積極的に医療に貢献し、信頼される薬剤師となることを目指しています。

薬剤部の理念

関西ろうさい病院の理念と基本方針に基づき、知識と倫理観をもって患者及び家族に安心で効果的な薬物療法の提供に努めます。

基本方針

  1. 医薬品の安全管理と適正使用に努めます。
  2. 医療チームの一員となり薬物療法に貢献します。
  3. 質の高い薬剤情報を提供します。
  4. 知識と技量を持った温かい薬剤師を育成します。
  5. 地域医療機関と連携し地域の医療に貢献します。
  6. 病院の運営に一丸となって貢献します。

薬剤部の取り組み

  1. がん化学療法における抗がん剤のスケジュール管理と無菌調製の完全実施
  2. 病棟業務における薬に関することへのサポート
  3. 専門薬剤師の育成
  4. 手術や救急における薬剤業務の推進

薬剤部学術業績 (PDFファイル)

スタッフ

川嵜 英二

部長

川嵜 英二(かわさき えいじ)

 

船越

副部長

船越 幸代(ふなこし さちよ)

 

主任薬剤師:6名

薬剤師:22名
(全薬剤師数:30名)

 

認定・専門薬剤師

日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 9名

日本病院薬剤師会感染制御専門薬剤師 1名

日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師 1名

日本医療薬学会指導薬剤師 1名

日本医療薬学会認定薬剤師 3名

日本医療薬学会がん専門薬剤師 2名

緩和薬物療法認定薬剤師 1名

日本臨床薬理学会認定治験コーディネーター 2名

日本糖尿病療養指導士 2名

認定施設

日本医療薬学会認定薬剤師研修施設

日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設

日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師研修施設

関西労災病院治験に係わる標準業務手順書

  1. 関西労災病院治験に係わる標準業務手順書
  2. 関西労災病院臨床治験倫理審査委員会標準業務手順書
  3. 関西労災病院モニタリング・監査標準業務手順書
  4. 関西労災病院臨床治験倫理審査委員会委員名簿
  5. 関西労災病院臨床治験倫理審査委員会議事録
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