下肢静脈瘤を治してみませんか?

2012.05.14

下肢静脈瘤とは
足の表面にある静脈が拡張し、こぶ状の血管や細かい血管浮き出て目立つようになった状態のことです。まれな疾患ではなく日本人では約10人に1人に下肢静脈瘤があるといわれています。
    

伏在型静脈瘤  網目状静脈瘤  クモの巣状静脈瘤
下肢静脈瘤の症状
自覚症状としては足のだるさ、むくみ、かゆみ、ほてり、こむら返りなどがありますが、静脈の拡張があっても、自覚症状に乏しい場合もあります。下肢静脈瘤が進行するとふくらはぎに皮膚炎や色素沈着をおこし、ひどくなると皮膚潰瘍になることもあります。
下肢静脈瘤の原因
血液を心臓へ戻す血管である静脈には血液の逆流を防ぐ弁があります。下肢の静脈弁の働きが悪くなると、血液は重力の作用で上から下へ逆流を起こすようになり、たまった血液の圧力で静脈が徐々に拡張して下肢静脈瘤を生じます。一度悪くなった静脈弁は元通りにはならず、血液の流れが悪くなることで様々な症状を引き起こします。

次回は、下肢静脈瘤の治療についてです。
ぜひ、ご覧ください。
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