PET-CT検査でがんの早期発見を!①

2012.10.29

兵庫県において、がんは、昭和53年に三大生活習慣病
(がん、脳血管疾患、心疾患)による死亡率で、
脳血管疾患を抜いて、死亡原因の第一位となりました。
脳血管疾患、心疾患による死亡率が
ほぼ横ばい状態であるのに対し、
がんによる死亡率は年々増加しています。
この状況下で、がんをできるだけ早期発見し、
また、早期治療につなげていく
ことは
大変価値があることだと考えます。
早期発見のためには、まず
がん検診を受けることが重要です

とはいえ、症状もないのに全身の検査を受けることは、
なかなか難しいことだと思います。
しかし、PET-CT検査は、一回の検査で
全身の病変を見ることができます。
PETーCT
また転移・再発の発見に優れるため、
がん検診にとても適しています。

この数年で広く普及し、がん診断の分野では
欠かすことができない検査となりました。
PET-CT検査を実施している医療機関は、
兵庫県内で13施設(2012年8月現在)あり、
当院でも、毎年1,000人以上の方が検査を受けておられます。
次回(2012年11月5日)は、PET-CT検査とは? についてです。
ぜひご覧ください。
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医療現場のいま 第一回「がん」治療には、早期発見が最も有効です
 ―まずはPET-CTによる健康診断を―
医療従事者向け広報誌「かんろう.ねっと6号」p.4~5
 ―PET-CTによる悪性腫瘍診断―
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