2018.12.03
ロボット支援下手術とは
手術支援ロボット「ダヴィンチ」(図1)を用いて行う内視鏡手術です。腹腔鏡手術と同様にお腹に穴をあけてそこから4本のロボットアームを挿入し、手術台の横の操作席で医師がこのアームを操作して手術を行います(図2)。
ロボット支援下手術の特徴
ダヴィンチは、内視鏡手術を行う際に、三次元で高解像度の視覚情報が得られ、スムーズで精度の高い鉗子の動きを支援するのが特徴です。このことによって従来の腹腔鏡手術の弱点であった動作制限のハードルを下げて現行の腹腔鏡手術の欠点を補完することができます。実際に通常の腹腔鏡手術と比較すると手術支援ロボットを使うことで、視野の画面が固定されてぶれず、かつ精度の高い手術操作が可能になります。
次回は平成30年12月17日(月)に「胃癌に対するロボット支援下胃切徐術②」として「ロボット支援下手術の効果」をご紹介する予定です。
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