僧帽弁閉鎖不全症について②

2021.02.15

前回は「僧帽弁閉鎖不全症について①」で「僧帽弁閉鎖不全症とは?」をご紹介しました。内容はこちら

僧帽弁形成術

僧帽弁を支える腱索が断裂(図1)あるいは伸びてしまったことにより、発症した僧帽弁閉鎖不全症には、僧帽弁形成術が積極的に行われています。断裂あるいは伸びた自己の腱索の代わりに、人工の腱索を縫いつけ、長さを合わせて、僧帽弁閉鎖不全症を治療します( 図2) 。また、将来の再発予防のため、人工の弁輪も同時に縫いつけます。

僧帽弁閉鎖不全症に対する手術には、僧帽弁形成術と僧帽弁置換術(人工弁で置き換える)があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。

くわしくは心臓血管外科担当医にお気軽にお尋ねください。


 

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