2024.05.27
大腸がんの治療
早期がんで見つかれば、多くは、大腸内視鏡を用いて、腫瘍を切除することが可能です。近年の技術の進歩により、ややサイズが大きくても深さが浅ければ、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)で切除できる腫瘍が増えています。ただ、早期がんの一部や進行がんでは、外科的手術が必要となります。
当院では、従来の腹腔鏡下手術に加え、2018年からロボット支援下手術を導入しています(図1)。ロボット支援下手術は、高度な技術を要する手術ではありますが、がんの根治性だけでなく、より機能温存を追求できる手術が可能となります(図2)。
がんの早期発見のため、大腸がん検診の受診をおすすめします。詳しい治療方法などについては、下部消化器外科(大腸がん)専門医までご相談ください。