第12回 関西ろうさい病院 市民公開講座 開催報告

2013.06.05

「切らずに治す! 脳卒中、脳腫瘍」

多数のご参加をいただきありがとうございました。開催の模様などについてご報告いたします。


 


当日の会場の様子

  • 日 時  平成25年5月18日(土)午後2時~4時
  • 場 所  西宮市プレラホール
  • 参加者  204名

市民公開講座(午後2時~4時)


開会挨拶 大園副院長


司会進行 瀧脳神経外科部長

今年で創立60周年を迎える当院の歴史や現在建設中である「がんセンター」及び、最も力を入れている地域医療連携についてスライドを使用してご説明し、開会の挨拶といたしました。

市民講座
「切らずに治す!脳卒中」

脳神経外科副部長 豊田 真吾
脳卒中について、その症状から治療法までをクイズを交えながらご紹介しました。また、実際の手術手技を動画やアニメーションを用いて説明すると、参加者の方々から驚きの声が聞かれました。最後に、「脳血管内治療の進歩により脳卒中を“切らずに”治せるようになったため、年齢や健康状態によってあきらめずにぜひ相談してください!」と呼び掛けました。

市民講座
「切らずに治す!脳腫瘍」

脳神経外科医師 眞島 静
「転移性脳腫瘍」は近年増加傾向にあること、そしてその治療にはガンマナイフを用いた治療法があることをお話ししました。ガンマナイフの原理や、ガンマナイフを有する施設が限られていること、当院における治療症例数についてご説明し、患者様からよく聞かれる質問についても回答しました。

市民講座
「脳卒中の予防と早期発見」

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 松本 恭子
脳卒中の予防には自分の健康状態を知り、生活習慣を改善することが大事であるとし、「食生活の乱れ、運動不足、肥満、喫煙、飲酒」について気を付けていただくよう注意を促し「脳卒中倒れる前にまず予防」という言葉をキーワードに説明を行いました。会場では、参加者の方々がメモを取りながら説明に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

質問コーナー

事前質問を6項目に集約し、3人の講師がそれぞれ回答しました。

市民講座
市民講座
閉会挨拶

「当院は、日本脳神経外科学会の訓練施設に認定され、専門医の教育、研修にも力を入れております。脳卒中に関しては当直を設け、24時間体制で積極的に診療を行っていますので、気になることがあればぜひご相談ください」と締めくくりました。
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