③身体の起こし方、気道の確保、呼吸の確認について

2011.02.14

「①心肺蘇生が必要な理由」 (2011年1月31日) の記事はこちら
「②意識の確認、応援要請について」 (2011年2月7日) の記事はこちら
身体の起こし方
うつ伏せで倒れていた場合、
心肺蘇生は必ず仰向けで行います。
① 左手は、後頭部、頂部を押さえます。
② 右手は、右肩を持ち
③ ゆっくりと仰向けにします。



気道の確保
①額に片手を当て
②反対側の手の指2本をあごの先に置き
③あごを天井の方へ持ち上げます
 この時に、のどの柔らかい部分を押さえないように注意 

呼吸の確認
口元に耳を近づけ
胸が上がるか見て
息を吐き出すか音を聞いて
空気の流れを頬で感じ

10秒間確認します。
何も認めなければ
呼吸、循環がないと判断します。
心肺停止状況を素早くキャッチすること
心肺停止なら、
1秒でも早く心臓マッサージを始めること
が大切です

次回は、「④人工呼吸、心臓マッサージ、AEDの使用方法」について
どうぞご覧ください!

[関連サイト]
院長対談「心臓血管センターを語る」の記事はこちら
心肺停止持の救命方法の公開講座の記事はこちら
CCUのご紹介はこちら
Post-CCUのご紹介はこちら
ICUのご紹介はこちら
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