2023.07.18
NIPTの対象者と検査を受ける時期について
①高年齢の方。
②ダウン症候群(21トリソミー)・エドワーズ症候群18トリソミー・パトウ症候群13トリソミーの赤ちゃんを妊娠・出産した経験がある場合。
③カップルのいずれかが、上記3疾患に関与する染色体変化を持っている場合。
④胎児超音波検査や母体血清マーカー検査などで、赤ちゃんが上記3疾患の可能性が高いと指摘された場合。
当院では10~14週頃までに受検いただいています。週数の余裕をもって受けていただくことをお勧めします。
NIPTの結果・精度について
陰性的中率(陰性であることが正しい確率)は99%以上と非常に高い検査ですが、陽性的中率(陽性であることが正しい確率)は80~95%とばらつきがあります。
当院で検査されて陽性・判定保留になった場合は、尼崎総合医療センターにて遺伝カウンセリングを受けていただき、確定検査のためには羊水検査を受けていただく必要があります。
NIPTの検査するには
NIPT検査は、日本医学会の「出生前検査認証制度等運営委員会」にて認定された、NIPT実施医療機関でのみ受検が可能となります。検査の値段は、前後のカウセリングも含めて約10万円程度です。
詳しい検査内容については、臨床遺伝専門医などにご相談ください。
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