2024.03.26
関西労災病院で初めて「心房細動教室」を開催しました。
場所:関西ろうさい病院 がんセンター2階 カンファレンス室
時間:令和6年3月15日 13時15分~14時15分
講師:循環器内科第三部長 増田正晴医師、北4階病棟 中村看護師
講義内容:
1.心房細動ってどんな病気?
2.どうやって見つけるの?
3.予防法はあるの?
4.どうやって治療するの?
1.心房細動ってどんな病気?
心臓の仕組みから始まり、心房細動の自覚症状、分類、合併症などについて説明しました。中でも合併症の1つである脳梗塞については、発症の確率を高める要因や、救急車を呼ぶ判断基準など、少し詳しくお話ししました。
2.どうやって見つけるの?
心房細動を見つけるために、家庭で確認できる方法と、健康診断や診察など医療機関で行う方法をご紹介しました。
3.予防法はあるの?
はじめに心房細動の原因となる病気を紹介し、その病気を防ぐために普段の生活の中で注意していただきたいことをご説明しました。
4.どうやって治療するか?
心房細動の治療法としてお薬による治療と「アブレーション」という治療方法をご紹介しました。アブレーションについては、画像による説明のほか、入院スケジュール、推奨される患者さんはどのような方かなど、詳しくお話ししました。
講習会の最後に質疑応答の時間では参加者から熱心な質問を受けました。
心房細動教室は今後定期的に開催していく予定で、次回の詳細が決まりましたら、ホームページでお知らせいたします。
患者さんで「心房細動」と言われているが専門医の診察を受けていない方は、ぜひご参加ください。