2012.08.13

内視鏡検査・治療は進歩、高度化し、
現在の医療においてその重要性はますます増しています。

6,500件以上に増加していますが、
これまでの内視鏡室は2ベッドでしか
検査できない極めて狭いもので、
対応には困難が生じてきました。
そこで、2012年2月に
外来診療棟2階の内視鏡室を1階に移転し、
『内視鏡センター』としてリニューアルいたしました。


新しい内視鏡センターは、
患者様と医療スタッフの動線を考慮したレイアウトとし、
患者様のプライバシーにも配慮して
独立した4室の検査室を設けました。
このうちの2室は広さに余裕を持たせ、
消化管出血などの緊急症例や
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの
高度化した処置にも対応できるようになっています。


リカバリースペースも確保して、
外来患者様の鎮静下内視鏡検査も可能となり、
8台のリカバリーチェア機能を持つ
移動式検査・診察台を採用して、
鎮静下内視鏡検査を受けた患者様は、検査後検査ベッドのまま
リカバリースペースへ移動できるようにしました。
医療安全と感染制御にも配慮して
内視鏡洗浄室を独立させ、
専任の洗浄スタッフが
ガイドラインに基づいた洗浄を行っています。
今後も先進的で充実した内視鏡検査・治療を
提供するため、スタッフ一同努力してまいります。


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