独立行政法人 労働者健康安全機構 関西ろうさい病院産科
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助産外来

助産外来と院内助産システムについてご説明いたします。

助産外来 院内助産システム 院内助産システムQ&A

助産外来について

妊娠中は様々な不安や悩みなどがあると思います。関西ろうさい病院では、妊娠初期から出産までを、安心して健やかにお過ごしいただくために、助産外来を設けています。

助産外来とは

助産師が医師と役割分担し、妊婦さんやそのご家族の意向を尊重しながら、妊婦健診や保健指導を行うことです。予約制で丁寧に対応させていただきますので、医師には相談しにくい些細な質問など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

助産外来の内容

1人約30分 完全予約制
異常が疑われる場合は医師の診察を受けていただきます。

対象となる方

院内助産システム

お母さんが持っている「産む力」と、赤ちゃんが持っている「生まれてくる力」を活用し、家庭的な雰囲気の中でできる限り自然で安全なお産ができるよう助産師が寄り添いサポートいたします。

関西ろうさい病院では、妊婦さんと助産師が主体となって行う自然分娩が基本であると考え、2009年11月3日(いいお産の日)より、院内助産システムを導入しています。

院内助産システムとは

正常な経過をたどっている妊婦さんを対象に、体づくりのアドバイスや、妊婦健診から分娩および産後の健診までを病院内で助産師が主体となって担当し、ケアを提供するシステムです。これは、助産所の「あたたかなお産」と、病院の「安全なお産」という両方の良さを兼ね備えたシステムとも言えます。

関西ろうさい病院では、総勢32名の助産師が安心で快適な出産をサポートいたします。中期検査・30週前後・後期検査・40週前後で、医師による健診も行いますので安心です。また、医師が常時待機し分娩経過中も必要に応じて医療介入は行いますが、できるだけお母さんと赤ちゃんが主体の自然なお産ができるように努めています。

お産は、LDR、バースルーム(なごみ)を使用しますので、アットホームな雰囲気の中でご家族と一緒に新しい命を迎えたい妊婦さんにお勧めします。

院内助産システムの流れ

妊婦健診から分娩までの流れと医師との連携についてご紹介します。

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院内助産システムQ&A

Q.一般の分娩と何が違うのですか?
A.「院内助産システム」は、助産師が主体となって妊婦健診や分娩時のお手伝いをいたします。
Q.助産師って何をする人ですか?
A.厚生労働大臣の免許を受けて「妊娠中の妊婦健診・指導・ケアを行い、新生児の観察や沐浴など、妊娠から出産・育児まで母子の健康をサポートする活動を行う」人です。正常な出産の場合、医師の指示を必要とせず、自らの判断で助産業務を行うことが法律で許可されています。
Q.どんな人が利用できますか?
A.当院での基準があります。20週までの健診を正常に経過された方で、医師の許可が得られた方です。
Q.通常の妊婦健診との違いは?
A.一人30分の予約制の健診で、通常の計測や尿検査のほかに、ちょっとした疑問や心配事、生活相談をゆっくりお受けします。
Q.「院内助産システム」の出産は、どこでするのですか?
A.LDRまたはバースルーム(なごみ)を選択していただけます。お母さんの楽な姿勢(上向き・横向き・四つん這いなど)で、出産していただけます。
Q.「院内助産システム」の妊娠中や出産の時に、何か異常が起きた場合はどうなりますか?
A.産婦人科医師が待機していますので、速やかに連携し対応します。
Q.「院内助産システム」と「一般健診」は費用に違いはありますか?
A.超音波検査の回数が異なりますので、その分、院内助産の方が費用を抑えられます。なお、分娩費用に違いはありません。
Q.「院内助産システム」の受け入れ人数に制限はありますか?
A.ひと月7名までとなりますので、ご希望される方は、お早めにお知らせください。
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