独立行政法人 労働者健康安全機構 関西ろうさい病院産科
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グレードA(超緊急帝王切開術)訓練実施報告

お産は本来自然な生命現象ですが、時として一刻を争う緊急事態になることがあります。これらに迅速な対応ができるよう、関西ろうさい病院では日頃より、訓練や研修を実施しています。

 

2018年11月21日に「グレードA(超緊急帝王切開術)訓練」を実施いたしました。

グレードA(超緊急帝王切開術)とは、手術決定後、他の要件を一切考慮することなく直ちに手術を開始し一刻も早い児の娩出をはかる帝王切開術です。

産婦人科医師、産科病棟助産師、看護師、麻酔科医師、小児科医師、手術室看護師が、正確で迅速な対応ができることを目標に、それぞれの役割、動きを確認し合いながら訓練を行いました。

 

 

 

 

 

 

当院では、常にグレードAに対応できる手術室を準備しており、産婦人科医の中にも母体救命に対応できる救急救命医の有資格者が1名います。

また、日本母体救命システム普及協議会(JCIMELS)ベーシックコースのインストラクターが産婦人科に2名、救急科に1名在籍しており、院内でベーシックコースを開催しスタッフの技術向上に努めています。

今後も、グレードA訓練や産科救急に関する症例検討会、JCIMELS母体救命コースを開催し、より迅速かつ適切な対応ができるよう努力してまいります。

 

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