関西ろうさい病院産婦人科スタッフを紹介いたします。
医師11名(産婦人科指導医5名を含む専門医8名(うち女医6名)と助産師・看護師36名(アドバンス助産師9名、新生児蘇生法の有資格者30名)が、妊娠初期から出産、産後までチームでサポートいたします(2022年4月1日現在)。
硬膜外麻酔を使用した無痛分娩も熟練した産婦人科専門医が行っています。院内助産の際も、緊急時には産婦人科医が速やかに対応いたします。
Kimihiko Ito
産婦人科部長・副院長
私は1983年に大学を卒業してすぐに産婦人科医となりました。産婦人科を志望した理由は、妊娠・出産という生命の誕生から、癌などによる死までを一貫して診ることができる、すなわち女性の一生涯のすべてに関わることができる、ということでした。言い換えれば、全世界の半分が産婦人科の対象患者です。また、手術が好きだったので、外科的要素と内科的要素のどちらも兼ね備えている診療科であることも魅力でした。これまでにたくさんの妊婦さんを診て、たくさんの赤ちゃんを取り上げてきました。また、たくさんの癌の患者さんの人生も診てきました。
産婦人科の管理部長として産科、婦人科ともにすべての妊婦さん、患者さんにハッピーになっていただけるように、これからも全力を尽くします。
「おめでとう」と「ありがとう」のあふれる産婦人科が理想です。
婦人科悪性腫瘍の診断と治療・臨床研究
日本産科婦人科学会 代議員・専門医・指導医
日本癌治療学会 代議員・倫理委員
日本婦人科腫瘍学会 理事・専門医・指導医
日本肉腫学会 肉腫専門医・指導医
近畿産科婦人科学会 選出評議員
兵庫県産科婦人科学会 評議員・学術委員
日本女性医学学会 女性ヘルスケア暫定指導医
日本職業・災害医学会 評議員
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・指導責任者
社会医学系専門医協会 指導医
日本医師会 認定産業医
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
Best Doctors in Japan 2014-2021
関西臨床腫瘍研究会(KCOG) 会長
大阪大学医学部臨床教授
医学博士
奈良県立医科大学 産婦人科教室
奈良県立医科大学大学院 生化学専攻
兵庫県立西宮病院 産婦人科
関西労災病院 産婦人科(2002年~)
Kensuke Hori
第二産婦人科部長
1994年より産婦人科医をしております。人の、とくに女性の生涯を、はじめから終わりまで関わることができる仕事にやりがいを感じております。
一般産婦人科に関してだけでなく、新生児蘇生法インストラクターとして当院のスタッフや近隣の周産期医療従事者の教育、婦人科腫瘍専門医として婦人科がん患者さんへの集学的治療の提供、婦人科悪性腫瘍研究機構の理事として臨床試験を実施する社会基盤の確立、そして、緩和医療認定医として患者さんやご家族の意思決定支援に力を注いでおります。
また、20年以上前の黎明期より日々、腹腔鏡手術の技術向上にも努めており、技術認定医に勝るとも劣らない質の医療を提供できていると自負しております。
女性のゆりかごから墓場までを、ともに歩み、幸福へと導ける産婦人科医でありたいと思っています。科学的根拠の知識や技術面はもちろんのこと、行動科学、心理学および理知(哲学)的な思考も交えて、患者さんのベストパートナーを目指しておりますので、是非、お気軽にご相談ください。
婦人科腫瘍・緩和医療・意思決定支援
日本産科婦人科学会 専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法専門コースインストラクター
日本婦人科腫瘍学会 代議員・専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・指導責任者
日本緩和医療学会 認定医
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG)理事・利益相互(COI)委員会副委員長
医学博士
奈良県立医科大学 産婦人科学教室
兵庫県立西宮病院 産婦人科
奈良県立医科大学附属病院 産婦人科
奈良県立五條病院 産婦人科
関西労災病院 産婦人科(2006年~)
Tomomi Takata
産婦人科副部長
産婦人科を受診する時には、誰しも少し勇気がいるものだと思いますが、安心していただけるように丁寧な診察、わかりやすい説明を心がけています。
私が医師を志したきっかけは高校生の時に経験した阪神・淡路大震災です。何か人の役に立つ仕事につきたいと思い、医学部に入学しました。内科や小児科を考えていましたが、手術室の雰囲気が好きだったのと、卒業試験の勉強をしていて、一番面白かった産婦人科を選びました。
2003年に産婦人科医となってから、たくさんの偉大な先輩の指導を受け、たくさんのスタッフに助けられ、後輩を指導し、患者さんから学んできました。これまでの経験を活かし、また、新しい知識や技術を身につけることを忘れず、チームとして皆様に安全なお産、最良の医療を提供できるように、日々努力していきたいと思います。
プライベートの趣味は旅行で、近隣の好きなスポットは万博記念公園と海遊館です。
どうぞ、知り合いに相談するような気軽さでご受診ください。専門的に誠意を持って担当させていただきます。
婦人科腫瘍学・婦人科内視鏡手術
大阪大学医学部附属病院 産婦人科
米国イエール大学医学部 婦人科腫瘍部門
大阪警察病院 産婦人科
関西労災病院 産婦人科(2020年7月~)
Mayako Goto
産婦人科副部長
妊娠・出産は女性が生涯のうちで心身ともに最もダイナミックに変化する期間といえます。お母さんがこの期間を健康で楽しく過ごし、そして元気な赤ちゃんに会えるようにサポートすることが我々産婦人科の使命と考えています。しかし、お産には危険も伴います。「普通に産まれること」は決して「当たり前」ではありません。
お母さんと赤ちゃんの命を守るために日々全力を尽くしたいと思います。
産科救急・無痛分娩
日本産科婦人科学会 専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
関西労災病院 産婦人科(2016年4月~)
Emi Yoshioka
産婦人科副部長
唯一「おめでとう」と心から言える科であることに感動し、産婦人科医になりました。産婦人科医として働き始めた後は、生命の誕生から死まで携わることができることにやりがいを感じています。当院には2019年4月より赴任していますが、8年前も勤務をしており、その後、静岡がんセンター勤務を経て、再度戻ってまいりました。以前に関わった患者さんの元気なお姿を拝見する機会もあり、大変嬉しく思っております。妊娠・出産や、婦人科疾患治療の一助となれるよう、また、より一層、安心・安全な医療を提供できるよう精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
婦人科悪性腫瘍
日本産科婦人科学会 専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法修了
緩和ケア研修会 修了
大阪大学医学部附属病院
大阪府済生会千里病院
大阪大学医学部附属病院
市立堺病院(現 堺市立総合医療センター)
箕面市立病院
関西労災病院
大阪府済生会中津病院
静岡県立静岡がんセンター
関西労災病院 産婦人科(2019年4月~)
Masayo Onoue
2018年8月に当院に赴任いたしました。産婦人科医として女性のライフステージにおけるさまざまな場面で何かお手伝いができればと思い働いております。女性のキャリア形成と妊娠出産の年齢は重なるため、何を優先するかは人それぞれです。今、妊娠されてこのメッセージを見てくださっているあなたも、喜びとともにもしかしたら何かを諦めた、と感じているのかもしれません。そうではなく、あなた自身が選んだこととして自信を持って出産に臨めますように、私たちは全力でサポートさせていただく準備をしています。不安なことがありましたら些細なことでもご相談ください。お会いできる日を楽しみにお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
内視鏡手術
日本産科婦人科学会 専門医・指導医
日本産科婦人科内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会 技術認定医
日本産科婦人科学会 女性のヘルスケアアドバイザー
緩和ケア研修会 修了
NTT西日本大阪病院
大阪大学医学部附属病院
日生病院 産婦人科
関西労災病院 産婦人科(2018年8月~)
Rieko Okubo
学生時代、実習で立ち会ったお産に感動し、産婦人科医を志しました。
生命の誕生から死まで女性の一生に関わることができる産婦人科医という仕事にやりがいを感じ、日々邁進しております。些細なことでも気軽に相談していただける医師でありたいとこころがけています。
皆さんのかけがえのない時間のお手伝いができるよう、全力を尽くしてまいりますのでよろしくお願いいたします。
産婦人科一般
日本産科婦人科学会 専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法専門コース修了
緩和ケア研修会 修了
関西労災病院 産婦人科(2021年4月~)
Misa Yamamoto
メッセージ準備中
産婦人科一般
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
緩和ケア研修会 修了
市立豊中病院
兵庫県立西宮病院
兵庫県立がんセンター
大阪大学医学部附属病院
関西労災病院 産婦人科(2022年4月~)
Shuntaro Uesugi
なぜか、学生の頃から産婦人科以外の進路を考えたことがありませんでした。
後付けの理由はいくつも思い浮かぶものの、今までは根本的には「なんとなく」と、とても朧げな理由で産婦人科医の道を選んできましたが、最近自分の妻の出産を経験した際に、お産に絶対はないと頭では理解しつつも期待を抑えきれない自分を発見し、皆の期待と希望が膨らむ瞬間からできるだけ不安を取り除く仕事がしたかったのだな、と改めて気付かされました。
出産や女性特有の疾患を扱う科の特性上、患者さんのことを理解しきれない部分もどうしても残るとは思いますが、分からないからこそ分かるための努力を続けて日々の診療に臨みたいと思っています。皆様にとって最良な選択ができるようサポート致しますので、外来、入院問わず些細な体調の変化などでも相談していただけると嬉しいです。
産婦人科一般
西宮市立中央病院
関西労災病院 産婦人科(2021年4月~)
Ryo Kitajima
2021年より関西労災病院で勤務することとなりました北島です。学生の頃初めてお産を経験した時に感動して、この仕事をしたいと思いました。今でもその気持ちは忘れていません。
妊娠から出産、それ以降も皆さんの気持ちに寄り添ってサポートしていこうと思っていますので、不安なことがあれば何でもご相談ください。最良の医療が行えるように日々全力を尽くしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
産婦人科一般
大阪市立大学医学部附属病院
関西労災病院 産婦人科(2021年4月~)
Kohei Sawamoto
2022年より当院で勤務しております。
お産を通して妊婦さんの不安に寄り添い、そして誕生の喜びに立ち会えることが、この仕事の魅力だと思っております。また、婦人科疾患でお悩みの患者さんのお手伝いができることもやりがいと感じております。
産婦人科で男性医師の診察を受けることに、少なからず不安や抵抗もあるかと思いますが、受診される皆様のお力になれるよう努めてまいります。よろしくお願いいたします。
産婦人科一般
緩和ケア研修会 修了
東大阪医療センター
関西労災病院 産婦人科(2022年4月~)
妊娠おめでとうございます。おなかに赤ちゃんをむかえて、たくさんの喜びとともに、不安を感じられることもあるでしょう。
当院では、医師の妊婦健診のあと、毎回、病棟助産師が保健指導を行っています。妊婦さんやご家族の不安や疑問を、一緒に解決していけるよう心がけています。
人生の中で、大切な経験である出産や育児のスタートがより良いものとなるように、助産師はお母さんと赤ちゃんのそばに寄り添い、心をこめてケアをさせていただきます。
関西ろうさい病院には、アドバンス助産師が12名在籍しています。
アドバンス助産師とは、日本助産評価機構から「自立して助産ケアを提供できるレベル(CLoCMiPレベルⅢ)」にあることを認証された助産師のことです。
また、新生児蘇生法専門コースを修了した助産師、看護師が31名在籍し、出産時の急変対応に備えています。
さらに、マタニティヨガインストラクターが5名おり、妊婦さんの身体づくりのために、月2回マタニティヨガを開催しています。