関西ろうさい病院では日頃より、訓練や研修を実施し、安全な医療の提供に努めています。
2018年8月27日に「無痛分娩に関する臨床指針検討会」を行いました。
無痛分娩とは硬膜外麻酔を用いて陣痛による痛みを緩和しながら行う経腟分娩のことです。
近年、無痛分娩による死亡事故がメディアで取り上げられ、無痛分娩に対して怖いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
当院では、1日1件の完全予約制で無痛分娩を実施しています。無痛分娩特有の合併症による急変に対して、緊急薬剤を分娩室に常備するとともに、対応方法について定期的に講習やシミュレーションなどのスタッフ研修を行っています。
慎重な管理体制により、2013年の開始以来、これまでに無痛分娩に関わる医療事故は発生しておりません。