お産は本来自然な生命現象ですが、時として一刻を争う緊急事態になることがあります。また、妊婦さんによっては、内科的合併症や産科的リスクをお持ちの方もいます。緊急時に迅速な対応ができるよう、また、リスクをお持ちの方も安全に出産されるよう、関西ろうさい病院では日頃より、訓練や研修を実施し、安全な医療の提供に努めています。
2018年7月23日に「妊娠高血圧症候群に関する臨床指針検討会」を行いました。
妊娠高血圧症候群:妊娠20週以降産後12週までに高血圧を発症した場合を妊娠高血圧症候群といいます。自覚症状が乏しい反面、重症化すると母子ともに危険な状態になることもありますので、指定されたとおり妊婦健診を受けることが重要となります。