独立行政法人 労働者健康安全機構 関西ろうさい病院産科
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「常位胎盤早期剥離に関する臨床指針検討会」開催報告

お産は本来自然な生命現象ですが、時として一刻を争う緊急事態になることがあります。また、妊婦さんによっては、内科的合併症や産科的リスクをお持ちの方もいます。緊急時に迅速な対応ができるよう、また、リスクをお持ちの方も安全に出産されるよう、関西ろうさい病院では日頃より、訓練や研修を実施し、安全な医療の提供に努めています。

2018年10月22日に「常位胎盤早期剥離に関する臨床指針検討会」を行いました。

 


 

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)

赤ちゃんが生まれる前に胎盤が子宮の壁からはがれてしまう病気です。剥がれる面積や場所にもよりますが、母児の命にかかわりますので、早期に発見し一刻も早く分娩を終わらせる必要があります。自覚症状としては持続的な腹痛、出血、おなかが板のように固くなるなどがありますが、必ずしもこれらの症状が出るわけではありません。血圧が高い方や破水、外傷(交通事故などでおなかを強く打った場合)などは危険因子です。

 

関西ろうさい病院産科 分娩時の入院方法について

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