独立行政法人 労働者健康安全機構 関西ろうさい病院産科
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JCIMELSによる「母体救命コース」開催報告

お産は本来自然な生命現象ですが、時として一刻を争う緊急事態になることがあります。これらに迅速な対応ができるよう、関西ろうさい病院では日頃より、訓練や研修を実施しています。

2018年4月14日にJCIMELSによる「第1回母体救命ベーシックコース」を開催いたしました。

JCIMELSとは日本産婦人科学会が日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児学会、日本麻酔科学会、日本臨床救急医学会、京都産婦人科救急診療研究会、妊産婦死亡検討評価委員会の6団体とともに設立した日本母体救命システム普及協議会のことで、あらゆる職種の周産期医療関係者に標準的な母体救命法を普及させることを目的としています。

母体救命コースとしては一次施設から高次施設への搬送を目的とし、一次救命を主としたベーシックコース、さらに高次施設での二次救命を主としたアドバンスコースがあります。 当院ではベーシックコースのインストラクターが産婦人科に2名、救急科に1名在籍しており、この度、第1回ベーシックコースを院内で開催いたしました。

第1回ということもあり、関西ろうさい病院の産婦人科医師および助産師を対象として行いましたが、今後は公募を行い院外および多職種の方々に受講していただければと考えております。 最新の知識やガイドラインを定期的にブラッシュアップし、より迅速な対応のためのチームワークを保つためにこのような母体救命コースを行い、日々精進して参りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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