独立行政法人 労働者健康安全機構 関西ろうさい病院産科
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「無痛分娩に関する臨床指針検討会」開催報告

お産は本来自然な生命現象ですが、時として一刻を争う緊急事態になることがあります。また、妊婦さんによっては、内科的合併症や産科的リスクをお持ちの方もいます。緊急時に迅速な対応ができるよう、また、リスクをお持ちの方も安全に出産されるよう、関西ろうさい病院では日頃より、訓練や研修を実施し、安全な医療の提供に努めています。

 

2019年8月19日に「無痛分娩に関する臨床指針検討会」を行いました。

 


 

無痛分娩

 

硬膜外麻酔を用いて痛みを和らげながら行う分娩方法のこと。

 

痛みが少ないので、体力を温存しながら落ち着いて出産することができ、産後の回復が早いというメリットがあります。
起こりうる合併症としては、低血圧、頭痛、うまくいきめないことによる吸引分娩、穿刺部の出血・血腫形成、感染などがあります。

当院では1日1件の完全予約制で行っており、硬膜外麻酔用のカテーテル挿入は、熟練した産婦人科専門医が行います。19名の麻酔科医が常勤しており、いつでもバックアップできる管理体制を取っています。2013年より無痛分娩を行ってきましたが、これまでに無痛分娩に関連する医療事故は発生しておりません。
当院での無痛分娩を予定している妊婦様に対して、無痛分娩に関する説明会を定期的に行っています。

 

 

関西ろうさい病院 無痛分娩の詳細について

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