医療安全対策への取り組み
医療安全対策への取り組みのホームページをご覧頂きありがとうございます。
最近の医療の進歩は目覚ましく、治療ガイドラインの更新、医薬品・医療機器・医療材料等どんどん新しくなってきます。使用する医療者は、個人のスキルや知識の習得は勿論ですが、患者の治療に応じて必要なチームを形成し治療を行っているので、そのチームが安全でかつ適切な治療が行えるような体制をつくる事も必要です。医療安全推進室では、統括副院長を筆頭に医療機器・医薬品・専従医療安全管理者等が縁の下の力持ちとして活動しています。
1) 医療事故情報収集・リスクアセスメントおよびその対応
2) 院内ラウンド
3) 安全な医療機器や医療材料の導入と検証
4) 安全でかつ適切な医薬品の使用
5) 医療事故の対応と検証
6) 医療安全対策マニュアルの整備
7) 安全な医療提供システムの検討・構築
8) 医療安全研修の企画と実施
9) 医療相談
医療安全統括責任者 津田副院長 |
医療機器安全管理者 真野副院長 |
医薬品安全管理者 竹田薬剤部長 |
医療安全管理者 梅澤師長 |
患者さんへのお願い
1) 病院では安全確認の為、お名前の確認をしています。フルネームでお答えください
当院には多くの患者さんがお越しになられます。誤認防止の為、何回かお名前を確認させて頂きます。お手数ですがフルネームでお答えください。
2) 病院では、多くの患者さんがおられますので、院内でのルールを守ってください。
3) 入院中は、転倒を予防するために原則的に靴を推奨しております。ご協力お願いします。
4) 治療に必要な情報は医療者に提供して下さい
5) 分からない事は積極的にご質問ください。1階、医療連携総合センターにおいても相談を受け付けております。
当院が推奨している転倒予防体操
入院後はテレビでご覧いただけます。
医薬品副作用被害救済制度について
お薬は正しく使っていても、副作用の起きる可能性があります。万一、入院治療が必要になるほどの健康被害がおきたとき、医療費や年金などの給付をおこなう公的な制度があります。
救済制度について詳しくは、Pmda(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)へご相談、お問い合わせください。詳細は「医薬品副作用被害救済制度特設サイト」でもご確認いただけます。
院内感染対策への取り組み
近年、新たな抗菌薬耐性菌の出現による難治症例の増加が世界的な問題となっています。院内では、院内感染を防止し患者さんの安全と職員の健康を守るための活動を行っている感染対策チーム(以下ICT)と、感染症を発症した患者さんが適切な治療を受けているか否かを確認し必要時は主治医へ支援を行う抗菌薬適正使用支援チーム(以下AST)を組織し連携して活動を行っています。ICTおよびASTは、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、事務職員など多数の職種が活動しています。
● 感染防止のための取り組み (PDFファイル)
活動内容
- サーベイランス(感染発生状況の把握)
- 感染発生時の対応と対応策の徹底
- ラウンド(院内巡視による感染対策の徹底)
- 職員教育
- 感染対策マニュアルの整備
- 針刺し事故防止などの職業感染防止
- 抗菌薬の使用状況の把握
- 抗菌薬適正使を推進するための処方提案や教育活動
- 地域連携(近隣医療機関とのカンファレンスや感染相互チェックの実施、阪神南圏域感染症対策ネットワーク参加など)