肺がんによる死亡数が増え続けています
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部位別がんの年次推移と年齢別肺がん死亡数(2023):厚生労働省 人口動態統計より |
1980年以降、肺がんによる死亡数が急速に増加しており、現在1年間約7万5千人が肺がんでなくなります。がん死亡数のトップで、 65歳頃から肺がん死亡数は急激に増加します。
肺がんは早期発見が大切です
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進展度別の5年後の生存割合 (%): 全国がんセンター協議会 |
進行がんで見つかると、治療成績(5年生存率が7%)が良くありません。早期のうちに発見すれば85%の人が治りますので、早期発見が大切です。
胸部X線検査では写らない早期肺がんがあります
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CT機器と胸部X線画像と胸部CT画像 |
肺がん検診として胸部X線検査が標準ですが、胸部X線検査では写らない肺がんがあります。当院の最新低線量肺CT検査は、被ばく量を減らしながらも、高度な画像解析システムにより、X線検査より発見能力が数倍高くなっています。より小さく、より早い段階で肺がんを発見するためには低線量肺CT検査が有用です。
このような方にお勧めです
20年以上喫煙歴のある方、血縁者に肺がんを患った人がいる方、咳や痰が持続する方は1年に1回の定期的な肺がん検診をお勧めします。また、50歳以上の方で、肺がんがご心配な方や、一度も肺CT検査を受けたことがない方は、一度肺ドックを受けてみてはいかがでしょうか。
検査項目 |
内 容
金額:50,600円 |
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内科診察 | 問診・視診・聴打診 |
一般計測 | 身長・体重・腹囲・BMI・体脂肪率・聴力 |
呼吸器系検査 | 胸部X線直接撮影・呼吸機能検査・胸部CT |
循環器系検査 | 血圧測定・心電図検査・X線心肺比 |
腎機能検査 | 尿一般検査・沈渣・尿素窒素・血清クレアチニン・尿酸 血清Na・血清K・血清Cl・血清Ca・eGFR |
消化器系検査 | 便潜血免疫反応(2日法)・腹部超音波 |
糖尿病検査 | 尿糖・空腹時血糖・ヘモグロビンA1C |
脂質検査 | 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・ LDLコレステロール |
肝・胆・膵系検査 | 尿ウロビリノーゲン・総ビリルビン・GOT・GPT・LDH・AL-P・γ-GTP コリンエステラーゼ・血清総蛋白・血清アルブミン・血清アミラーゼ・CPK |
血液検査 | 赤血球・白血球・血色素・ヘマトクリット・血小板・血液像・血清鉄・血液型 |
血清検査他 | CRP・RF |
腫瘍マーカー | CEA・シフラ・ProGRP |
整形外科 | 腰椎又は、頸椎X線検査 |
眼科 | 眼底検査・眼圧測定・視力 |