脾臓の病気

肝癌膵癌胆道癌胆石脾臓腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術

脾臓の病気

脾臓とは

左上腹部にある重さ120g程の臓器です。古くなった赤血球を破壊除去する役割や血小板の貯蔵庫としての役割があります。また、脾臓内にはリンパ球がたくさんあり、免疫機能とも深い関わりがあると考えられています。

脾臓の病気

血液にかかわる病気として、赤血球が減少して貧血症状が出現する遺伝性球状赤血球症や、血小板が減少して出血傾向がみられる特発性血小板減少性紫斑病などがあります。脾臓で赤血球や血小板が壊されることが原因で、血液内科と連携して必要に応じて脾臓摘出術を行っています。また、肝硬変に伴って脾機能が亢進した場合にも血小板減少がみられて、肝硬変から生じた肝臓癌の治療や肝炎ウイルスのインターフェロン治療の障害になることがあります。
 脾臓に腫瘍ができることは稀ですが、悪性リンパ腫をはじめとした悪性腫瘍が発生することがあり、切除が必要となります。

脾臓の手術

上記のような病気では脾臓の摘出手術が行われます。当院では腹腔鏡下脾臓摘出術を基本(4カ所の穴から切除を行います)としており、開腹術と比べ、術後の疼痛が少なく回復が早いというメリットがあります。また、肝硬変により肝臓癌と血小板減少とが併存する症例では、耐術能に問題なければ、腹腔鏡下に肝臓と脾臓の同時切除も積極的に行っています(図1~3)。

図1,2 完全腹腔鏡下の肝脾同時切除症例図

1:完全腹腔鏡下の肝脾同時切除症例(肝臓)

図1,2 完全腹腔鏡下の肝脾同時切除症例
図2:完全腹腔鏡下の肝脾同時切除症例(脾臓)
図1,2 完全腹腔鏡下の肝脾同時切除症例
図3 術後の創部
図3 術後の創部

肝癌膵癌胆道癌胆石脾臓腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術

←肝・胆・膵外科へ戻る

ページの先頭へ