皮膚科

入院治療ができる皮膚科として地域医療に貢献します

当院は日本皮膚科学会専門医研修指定施設であり、また地域の基幹病院として他病院・医院との連携を重視しております。当科は入院を必要とするような救急疾患、難治・難病、手術を、主な診療内容としております。救急疾患以外はまずはお近くのかかりつけ医、あるいは皮膚科専門医(日本皮膚科学会HPから検索できます)受診をお願いいたします。当科受診が必要となった場合にはご紹介状をお持ちください。また、当科で急性期の治療を終えられ安定した患者さんは連携医にご紹介しています。

 注意:褥瘡は感染治療以外では入院治療は行いません。

当院で扱う主な疾患

1.皮膚がん
2.水疱症、乾癬など難治性、重症皮膚疾患
3.感染症(蜂窩織炎、帯状疱疹など入院を必要とするもの)

皮膚腫瘍

当科は皮膚がんを専門としています。皮膚には良性悪性問わず様々な腫瘍(色素斑や、できもの、皮膚潰瘍など)が発生します。中には発見が遅れて重大な結果を招いてしまうことも少なくありません。当科ではダーモスコピーや皮膚エコーなどを使用し、必要に応じ生検(組織検査)を行いながら的確に診断します。また当院にはPET検査等の画像検査ができます。皮膚がんに関しては、診断、手術、抗がん剤治療、放射線治療、緩和治療まで対応しています。

帯状疱疹

帯状疱疹の方では、高度の疼痛や神経麻痺が残ることがあります。そのため、早期に診断し的確な治療を行うことが重要です。当院では内服から入院点滴治療まで種々の治療を行うと共に、疼痛に対し専門的な加療を行います。またペインクリニックとも連携し、後遺症の発症率を下げることに努めています。

入院点滴治療が勧められる状態

  • 顔面に生じた帯状疱疹
  • 汎発型帯状疱疹(ひどく出ている部分以外に体のあちこちに水疱が生じた場合)
  • 夜間不眠を伴うような強い痛みがある
  • 運動神経麻痺を伴う
  • 皮膚症状がひどく自宅で処置がむずかしい

治療内容の紹介

難治性の自己免疫性水疱症に対するIVIG、重症の乾癬、アトピー性皮膚炎に対して、各種生物学的製剤、JAK阻害薬など使用しています。また壊疽性膿皮症、掌蹠膿疱症、化膿性汗腺炎、慢性蕁麻疹についての生物学的製剤治療を行っています。
全身型ナローバンドUVB照射装置があり、乾癬やアトピー性皮膚炎、菌状息肉症治療に使用しています。
メラノーマに対する免疫チェックポイント阻害薬、BRAF 阻害薬、MEK 阻害薬による治療を行っています。

担当医 対象疾患
福山 國太郎 皮膚悪性腫瘍、皮膚真菌症
高橋 玲子 乾癬
綾部 詩音 皮膚科一般

皮膚科学術業績 (PDFファイル)

スタッフ

福山 國太郎(ふくやま くにたろう)

医員:福山 國太郎

役職 部長
資格等 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本皮膚科学会認定皮膚悪性腫瘍指導専門医
日本医真菌学会医真菌専門医
緩和ケア研修会修了

高橋 玲子(たかはし れいこ)

副部長:高橋 玲子

役職 第二部長
資格等 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
緩和ケア研修会修了

レジデント 綾部 詩音(あやべ しおん)緩和ケア研修会 修了

» 皮膚科 外来担当表

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