がん相談支援センターは、あなたと家族をサポートします
がん相談支援センターのご案内
がん患者さんやご家族、その他の地域住民の皆様、地域医療関係者の方々に利用していただく相談窓口です。がん医療に関する相談(がん治療や療養生活、不安や悩み、緩和ケアについてなど)に対して、専任のがん相談員がお話をうかがい、一緒に考え、解決に向けて患者さん・ご家族をサポートします。がんに関する不安や悩み、知りたい情報などお気軽にご相談ください。また、がんに関する各種パンフレットや図書、無料インターネットコーナーなども用意しておりますので、どうぞご利用ください。
※主治医の代わりに診断や治療内容を判断する場ではありません。
※ご相談内容の秘密は厳守しますので、ご安心ください。
※ご相談が重なった場合は予約を取らせていただきます。ご了承ください。
ZOOMアプリを用いたオンラインでのご相談も承っております(事前予約制)。
オンラインでのご相談をご希望される場合は、以下の申込フォームよりお申し込みください。
- 相談日:月曜~金曜(土日祝は除く)
- 時間:午前8時15分~午後5時(受付午後4時30分まで)
- 場所:がんセンター棟2階
- 相談料:無料
- お問い合わせ先:06-4869-3390(直通ダイヤル)
電話による相談は、平日午前9時〜午後4時(正午〜午後1時不可)
がんセンター受付
プライバシーに配慮した相談室
各種がんに関する冊子
(ご自由にお持ち帰りいただけます)
がんに関する図書
がん相談支援センターのご案内チラシ(PDFファイル)もご覧ください。
がん相談支援センター 案内地図
がん患者サロン『寄りみち』
同じ病気の方と語り合う場があります
がん患者サロン『寄りみち』は、患者さんやご家族の方々が、がんとうまく付き合い、自分らしい生活を過ごせるよう支援することを目的として、利用者の皆さまと医療スタッフが協力して実施しています。
同じ病気を持つ方と、悩みや不安、生活の工夫などを語り合える交流会を対面形式で計画しています。
2023年度の開催予定
- 開催日:2023年6月8日(木)・9月14日(木)・12月14日(木)・2024年3月14日(木)
- 時間:14:00~15:30
- 場所:がんセンター棟 2階 カンファレンス室1
- 対象:当院に受診されていなくても参加可能です
- 参加料:無料
- 参加方法:がん相談支援センター受付までお越しいただくかお電話でお申し込みください。
※事前申込制(定員20名) - 問合せ先:がん相談支援センター 06-4869-3390(直通ダイヤル)
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2021年度の開催内容
2021年度のがん患者サロンは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、『ミニ勉強会』をWeb配信いたしました。動画を公開しておりますので、これまで遠方でお越しいただけなかった方も、ぜひご視聴ください。
第1回「リンパ浮腫」(2021年9月9日)
リンパドレナージセラピストが、リンパ浮腫に対する運動療法、弾性着衣などについて上肢と下肢、それぞれご紹介します。
https://youtu.be/dnYDLojZKcE
第2回「ヨガ」(2021年9月9日)
ヨガインストラクターが、おうちで簡単にできるヨガをご紹介します。
呼吸を整えリラックスしながら心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを感じましょう。https://youtu.be/q1tXnXcwSUc
第3回「体力維持のための運動の仕方」(2021年12月8日)
がん患者さんが体力を維持できるように、立って行える運動以外に、座った状態や寝た状態で行える運動の仕方を、理学療法士がご紹介します。
https://youtu.be/VFtdHf88aqc
第4回「薬物療法の副作用(irAE)」(2022年3月10日)
がんと免疫との関係や免疫関連副作用(irAE)について、薬剤師が解説いたします。
https://youtu.be/qLU0qtZt1uM
希少がん、小児がん、AYA世代のがん、がんゲノム医療について
希少がん
希少がんとは、発生率が人口10万人あたり6例未満の稀ながんの総称であり、数が少ないために、診断や治療の課題がほかのがんに比べて大きいがん種のです。希少がんは症例が少ないがゆえに、確立された治療が乏しいことがあります。当院での治療が困難な場合には、患者さんのご希望を伺ったうえで対応可能な病院への紹介や、またセカンドオピニオンの手続きを支援いたします。
AYA世代のがん患者・小児がん
AYA(Adolescent and Young Adult)世代とは、思春期から若年成人のことをいい、15歳から39歳の患者さんのことです。当院では、がんに罹患したAYA世代の方々のライフステージに沿ったご相談に対応いたします。 妊孕性(にんようせい)相談:妊孕性とは、「妊娠するための力」のことで、がんの治療では、妊孕性が弱まったり、失われたりすることがあります。将来の妊娠、生殖を希望する患者さんとともに治療について検討し、兵庫県がん・生殖医療ネットワーク※を介して妊孕性温存療法、生殖補助医療のための紹介等を行っています。 小児がん:連携施設へ紹介させていただいております。
※兵庫県がん・生殖医療ネットワーク https://j-sfp.org/cooperation/network/hyogo
がんゲノム医療
「がんゲノム医療」とは、がん細胞の多数の遺伝子を同時に調べる「がん遺伝子パネル検査(がんゲノムプロファイリング検査)」によって、一人一人の遺伝子の変化や生まれ持った遺伝子の違い(遺伝子差異)を解析し、患者さん一人一人の特徴に応じた治療を目指す医療です。当院は、がんゲノム医療連携病院であり、保険診療によるがんゲノムパネル検査を行っています。検査方法や費用等について詳しく知りたい方は、がん相談支援センターへご相談ください。 なお、検査によって遺伝性腫瘍の可能性がある場合には、遺伝専門医による遺伝カウンセリングなどの対応も行っています。